眼鏡が曇った時の対処法
マスクをつけているときや室内と屋外の気温差が激しいときの移動など眼鏡のレンズが曇ってしまった事、眼鏡を普段からよく使用されている方であれば必ずあるのではないかと思います。
曇った眼鏡はそのたびに外して拭くのですが、出来ればその手間をかけずに眼鏡を使用していたいものですよね。
ここでは眼鏡を曇りにくくする対処法についてご紹介します。
そもそもなぜ眼鏡が曇ってしまうのか
眼鏡が曇ってしまう原因はレンズが「結露」している状態になってしまう為です。
要するに窓ガラスが冬場などに結露してしまうことと原因は一緒で、空気中に含まれている水蒸気が温かい所から冷たい場所にうつることで冷やされ、水蒸気が水滴になってレンズについてしまう、という訳ですね。
ですから冬場など屋外の気温が低いときや、マスクを使用しているときなどに眼鏡が曇ってしまうのです。
眼鏡のレンズを曇りにくくするためには、結露を起こしにくくするようにしてあげればよいわけですね。
眼鏡を曇りにくくする方法
眼鏡を曇りにくくする方法は大きく2つあります。曇りにくいレンズコートが施されている眼鏡レンズを使うこと、または眼鏡レンズを曇りにくくするグッズを使用することです。
曇りにくいレンズコートがされた眼鏡レンズは一般的な眼鏡屋さんで販売されています。
購入するときはレンズとフレーム一式にオプションと言う形となっており、オプションにどのくらいのお値段がするのかは眼鏡屋さんによって異なりますが、だいたい3,000~5,000円ほどとなっていることが多いです。
しかし、このレンズにすると一般的に販売されているレンズクロスではなく、専用のレンズクロスを使用する必要があります。
また、「曇らないレンズ」ではなくあくまでも「曇りにくいレンズ」なので注意が必要です。
眼鏡が曇りにくくなるグッズはスプレータイプ、ジェルタイプ、クロスタイプ、クリーナータイプなどさまざまな種類が販売されているので、自分が一番使いやすいものを選ぶとよいでしょう。お値段は500~1,000円ほどで販売されているものがほとんどです。
どの種類のグッズでも眼鏡に塗って拭くだけ、といった簡単に使用できるものになっています。
このようにお手軽に使用が出来る反面、効果はそれほど持続しないものがほとんどなので、こまめに塗りなおす必要があること、レンズを拭くときにやりすぎてしまうとレンズ自体が傷ついてしまったり、曇り止めの効果がなくなってしまうことなどがあるので注意が必要です。
どちらのタイプがよいのかどうかはどんな環境で眼鏡を使用しているかにもよるので、自分にあったものを選ぶようにするとよいでしょう。